リフォーム概要
耐震①:屋根の軽量化耐震②基礎補強及びホゾ抜け防止耐震③:金物と体力面材で横揺れ対策DKと2階部屋の内装キッチン増築&入替屋根断熱構造部材の経年劣化防止サッシ入替外装改装
ポイント
屋根瓦にはアルミダイキャスト製瓦を採用小屋裏の梁などを意匠的に現しにパイン板張りの内装でメンテナンスフリー


【屋根】
屋根の軽量化を図るためにアルミ金属瓦へ葺き替え。一般的な粘土瓦に比べ重量は約3分の1、耐久性は約2倍。アルミ二次合金100%の商品でリサイクル可能な環境に優しい瓦。
全面に硬質ウレタン系断熱ボードを張り断熱性能を付加。
破風を付け替え鼻隠しを新設しスッキリとした外観に。
【DK】
キッチン部分を増築し、最新のセパレートタイプのシステムキッチンを導入。内装を全てパイン板張り仕上げに。床には厚さ30ミリのパイン材を使い、足元からの冷たさを軽減。天井の梁材を意匠的に現しにし、天井が高くなった分、室内容積が大きくなり広さを感じる仕上げに。






【2階】
低かった天井を撤去し、屋根勾配なりの天井仕上げに。露出した屋根裏の梁を磨いて塗装しデザインの一部に。床、壁、天井全てパイン板張り。パイプハンガー収納と着物収納を確保。
【柱と基礎】
基礎補強のコンクリートにアンカーボルトを入れ、柱に後付けしたホールダウン金物と繋ぐ。土台・基礎・柱を緊結し、地震で倒壊の原因の一つとなるホゾ抜けを防止する。






【壁/筋交】
金物で筋交を補強し、耐力面材で横揺れへの強度を図る。さらに通気層と透湿防水シートを施し、雨や湿気からの躯体の耐久性能劣化防止を図る。
【窓(サッシ)】
古い木製窓からアルミサッシに交換し、気密性、水密性、防犯性を向上。

